2013年6月17日月曜日

『篤姫』完。

大河ドラマ『篤姫』、ようやく見終わった。

同じ幕末ものでも龍馬伝のような強烈なインパクトは無いものの、とても満足度の高い作品だった。

満足できたのは、もちろん幕末という時代背景によるところはあったと思うけど、ドラマのストーリー(脚本って言うのか?)、キャスティング、音楽による部分が大きかったように思う。特に、演技力の高い俳優陣が揃ってた(あくまで俺の価値観では)キャスティング。演技が上手いと純粋にドラマにのめり込める。

その俳優陣については、やっぱ主役の宮崎あおいと家定役の堺雅人かな〜。とくに堺雅人の存在は主役以上に大きかった。

あと、ピンポイントで気に入ってるシーンの一つが、長塚京三演じる父忠剛殿が於一との別れの前夜(だったかな?)に涙をこらえるシーン。これは長塚京三じゃなくてもグッときたんだろうけど、この人が演じる忠剛殿だからこその部分は十分にあったと思う。

もう一つは、原田泰造演じる大久保正助どんが吉之助どんと熊本に行くも大事な話には加われず、その悔しさを押し殺すシーン。原田泰造の泣き・怒り・自嘲的な笑いの入り交じった表情がもうたまらなく圧巻。


どこまで史実に基づいたものだったかはともかく、篤姫という人物がどういう『役割』を担った人だったのかがよくわかったドラマでした。幕末と言えば、坂本龍馬、西郷隆盛など、おなじみの人物が思い浮かぶけど、そのなかで篤姫という人の存在も実は大きかったんだな〜と。

それにしても、歴史上の人物を知れば知るほど、もっと深く正確なことを知りたくなる。家定、家茂、慶喜ってほんとはどういう人だったんだろとか。気になることばかり。それが歴史の面白さなのか。

ということで、幕末、堺雅人とくれば、もちろん次は新撰組でどんな山南敬助を演じてるか観なければ。楽しみ〜♪


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