2014年3月11日火曜日

おとるこし

「お・も・て・な・し」ではなく「お・と・る・こ・し」。

うちの地域では「おとるこし」と発音してますが、Google先生曰く、どうやら「おとりこし(お取越)」のことらしい。報恩講(ほうおんこう)。詳しくはWikipediaで。

っで、その「おとるこし」、毎年3月(11日ってとこまで決まってんのか?不明。)にこのへんの数軒の(門徒の)家々をお坊さんが訪れるイベントです。なので、その日は他のイベントを入れないようにして、前日から掃除をしたり(毎日やれよって?)、お供え物を用意したりしてスタンバっときます。

ただ、うちにくるのは何番目なのかはっきりわからないし、お坊さんはふたりで並行して家をまわることもあるとかで、午前中になるのか午後になるのかすらわからず、常にスタンバっとく必要があるという困ったちゃんなイベントであります。

元々「報恩講」ってのは浄土真宗の開祖である親鸞(呼び捨て御免)への報恩謝徳の法要だとかで、すべての門徒は本山に参拝するものだったみたいね。それがいつからかお坊さんが各門徒の家をまとめてまわってくれるという便利システムになったんでしょうね、きっと。そう考えると一日くらい黙ってスタンバっとけと言われてもしかたないか・・・?

ちなみに福岡の実家ではこんなイベント無かった気がするけど、自分が知らなかっただけ?なんとも信仰心の薄い人間でスミマセン、親鸞先生。

0 件のコメント:

コメントを投稿