2013年7月3日水曜日

楽園

『楽園』読了。

『模倣犯』の続編ということで期待して読み始めてしまったので、下巻の中盤でようやくスリル感のある展開になるまで正直退屈気味だった。それはこちらが勝手にイメージしてそのまま読み続けたせいと言えなくもないかな。亡くなった家族への想いを書いた作品だと考えればまた違った感覚で読めたかも。って最後のほうで思った。

なんだかんだ言いながらも、各所に張り巡らされた伏線が最後にどう結びつくのか気になるからこそ読み続けてしまうわけで。小説家ってすごいな〜と感心させられる。著者の作品はまだ2作品しか読んでないけど、やっぱ有名なだけあって上手な人なんだろうか。また別の作品も読んでみよう。

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