2010年11月30日火曜日

雲を掴め!(#3)Windows Azure

クラウド連載、早くも第3回目。あまり頑張りすぎると息切れしそうですが、まあ気にせずいきましょう。

今回はMicrosoftのクラウドプラットフォーム「Windows Azure」に注目してみました。ちなみに「Azure」は「アジュール」と読むらしいです。IT用語はいちいち読み方がわからないですね。

【参考記事】http://blogs.msdn.com/b/nakama/archive/2010/01/08/s-s.aspx

いきなり参考記事の紹介から始まりますが、Microsoftの戦略(S+S)のことだけでなく、クラウドそのものについて知るうえでも役立つと思いましたので、先に紹介しときました。


以下、私自身のメモをかねてWindows Azureの特徴を簡単に。あ、Windows AzureはPaaS型のサービスです。

【料金体系】
  • 従量制、月額固定の定額制
【実行環境】
  • WebロールとWorkerロールという2種類の実行環境を提供。前者はWebアプリ/サービスの実行環境、後者は常駐プロセスやバッチ処理の実行環境。
  • Workerロールではソケット通信が可能で、他のクラウドや企業内システムとTCP通信をするサービスを実行することも可能。
【データストア】
  • RDMS(SQL Azure)とKey-Valueデータストア(テーブル)の両方が提供される。
  • SQL Azureは容量制限があるため、スケーラビリティが要求される場合はテーブルを使うことになる。
  • SQL AzureはSQL Serverとほぼ同じ感覚で使えるらしい。
【その他】※以下は私の現時点での感想なので、鵜呑みにしないこと。
  • Silverlightを使えばローカルのWindowsアプリに近いリッチなUIを提供できるので、ユーザーがクラウドをより意識せずに利用できる(?)。
  • SQL AzureでRDBを使えるので、業務系のアプリケーションを実現しやすい(?)。
  • VB.NETやC#といった.NETリソースを活かせる(はず)。
  • WebロールはIIS7ベース?なのでPHPも使えるよ、ってことを若干アピールしている気配がある。
  • 何でもかんでもクラウドで考えようとせず適材適所で使い分けようね、ってのがS+S戦略(?)。
まあ、こんなとこでしょうか。

上記参考記事の著者の方によりガイドラインも提供されているので、まずはこれを読むのがいいのかもしれません。さっき知ったばかりなので、まだ読んでないですけど。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/gg263608.aspx

0 件のコメント:

コメントを投稿