今回はMicrosoftのクラウドプラットフォーム「Windows Azure」に注目してみました。ちなみに「Azure」は「アジュール」と読むらしいです。IT用語はいちいち読み方がわからないですね。
【参考記事】http://blogs.msdn.com/b/nakama/archive/2010/01/08/s-s.aspx
いきなり参考記事の紹介から始まりますが、Microsoftの戦略(S+S)のことだけでなく、クラウドそのものについて知るうえでも役立つと思いましたので、先に紹介しときました。
以下、私自身のメモをかねてWindows Azureの特徴を簡単に。あ、Windows AzureはPaaS型のサービスです。
【料金体系】
- 従量制、月額固定の定額制
- WebロールとWorkerロールという2種類の実行環境を提供。前者はWebアプリ/サービスの実行環境、後者は常駐プロセスやバッチ処理の実行環境。
- Workerロールではソケット通信が可能で、他のクラウドや企業内システムとTCP通信をするサービスを実行することも可能。
- RDMS(SQL Azure)とKey-Valueデータストア(テーブル)の両方が提供される。
- SQL Azureは容量制限があるため、スケーラビリティが要求される場合はテーブルを使うことになる。
- SQL AzureはSQL Serverとほぼ同じ感覚で使えるらしい。
- Silverlightを使えばローカルのWindowsアプリに近いリッチなUIを提供できるので、ユーザーがクラウドをより意識せずに利用できる(?)。
- SQL AzureでRDBを使えるので、業務系のアプリケーションを実現しやすい(?)。
- VB.NETやC#といった.NETリソースを活かせる(はず)。
- WebロールはIIS7ベース?なのでPHPも使えるよ、ってことを若干アピールしている気配がある。
- 何でもかんでもクラウドで考えようとせず適材適所で使い分けようね、ってのがS+S戦略(?)。
上記参考記事の著者の方によりガイドラインも提供されているので、まずはこれを読むのがいいのかもしれません。さっき知ったばかりなので、まだ読んでないですけど。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/gg263608.aspx
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