2010年11月18日木曜日

雲を掴めるか!?(#1)

気がつけば久々のブログ更新。

「所詮バズワードだろ」と、どこかで自分に言い聞かせようとしてきた「クラウドコンピューティング」。見て見ぬ振りをしてるうちに、巷ではにわかに(?)現実味を帯びてきました。。

ということで、果たして空に浮かぶ雲を掴めるかのか?と考えることに近いくらい、掴めるのかどうか今のところよくわかってない「クラウド」に取り組んでみることに。

とりあえずはかき集めた情報をメモしていくレベルになるかもしれませんが、都度ブログに残していこうかと。

では、@ITの記事の抜粋からスタート。


【クラウドにより市場やエンジニアにもたらされる変化について】
(引用元:http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/cs/200912/02/01.html

・案件単価の下落
ハードウェアの設置・導入費用が不要となることで、案件あたりの価格が下落。

・開発期間への影響
既に提供されているサービスを素材として、カスタマイズ、組み合わせ、プログラミングなどにより、短納期での提供が可能になるケースが増える。開発スタイルにも変化が。

・開発コストの透明度が高まる
クラウドのサービスを基盤にしたソリューションを提供する場合、クラウドのサービス自体や価格はオープンなものであるため、顧客がコストを推測しやすくなる。

・クラウド時代に求められる技術や経験
物理インフラまわりの技術(サーバ、ネットワーク、ストレージなど)は活躍の場が減る。

プログラミングは変わらず必要だが、アーキテクチャが大きく変わるため、それに対応したプログラミングが必要になる。クラウドの基本的なアーキテクチャであるスケールアウトへの対応など。例えば、データベースはRDBではなくキーバリュー型データストアが主流になる。
 
また、サービスの組み合わせや、それに伴うセキュリティの確保、データの同期、カスタマイズなどを行うための知識・技術・ノウハウが必要とされる。

・クラウドによってもたらされるチャンス
容易かつ安価に大規模なインフラを利用できるようになるため、大規模システム案件への参入障壁が下がる。

クラウド上で構築したサービス/アプリケーションは誰でも利用できるため、グローバルな市場が広がる。既に、AppExchange(Salesforce.com)やMicrosoft Pinpointなどのマーケットが開かれている。


【SIとSaaSの考え方】
(引用元:http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/cs/200912/04/01.html

・「サービス」の2つの考え方、「Point of Sales」と「Point of Use」について。
「Point of Sales」は製造業の考え方である。車は新品として店頭に並ぶときがもっとも品質が高く、購入後は品質が落ちていく。

一方で、「Point of Use」はサービス業の考え方だ。常に提供者がサービスのアップグレードを行うため、品質はいつも最高レベルにある。

「受託開発は製造業。しかし、 SaaSは常にアップグレードを行うサービス業の考え方。『これからはサービスだ』とSIerがいったとしてもこの考え方の違いを理解しようとしない限り、うまくいくわけがない」

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